『ドラゴンクエストライバルズ』レビュー。ハースストーンやシャドウバースと比べて面白いのか?

2016/06/09よりクローズβテストが開始された『ドラゴンクエストライバルズ』をプレイしてみたので感想を書き記しておきます。

このゲームはドラゴンクエストシリーズ待望のスマートフォン向けデジタルカードゲーム、とのことですが、はっきり言って『ハースストーン』をパク……リスペクトしたゲームであり、語る上ではどうしてもハースストーンと比較することになるでしょう。
『シャドウバース』もかなり似ている部類ですが、ドラゴンクエストライバルズはよりハースストーンに近いゲームです。

ドラゴンクエストライバルズの優れている点

前衛・後衛の概念がある

最大の注目ポイントはここでしょう。ハースストーンやシャドウバースは横一列に展開するのみですが、ドラゴンクエストライバルズでは前衛に3体、後衛に3体の系6体モンスターを配置することができます。

前衛モンスターが存在する場合は後衛モンスターを攻撃することができなかったり、横3マスを埋めることによってタウントスキル無しでヒーローへの攻撃を防ぐことができるため、戦略性はハースストーンと比べてアップしているのではないでしょうか。
(タウントスキルは別に存在しているためヒーローへの攻撃を防ぐ手段がとても豊富です)

場を取ることの重要性がとても高いため、アグロ型のデッキはややキツいゲームなのかなと感じました。

Screenshot_2017-06-09-15-12-33▲どの場所にモンスターを配置するべきか考えるのが楽しい。
リーダーの最大体力は25ということもあり、序盤に決着がつくことは少ない?

ヒーローパワーを昇華させた『テンションスキル』の存在

ドラゴンクエストライバルズでは各リーダーごとに『テンションスキル』を持っています。
これはハースストーンでいうところのヒーローパワーに相当する存在なのですが、テンションスキルはコストが0で使用できる代わりにテンションを3まで貯めなければなりません。

テンションスキルはとても強力なものが多く、(例えばアリーナのテンションスキルはデメリット無しでカードを2枚引くことができる)後半まで腐らず使用することになるでしょう。
その代わりにハースストーンのようにお手軽にいつでも使える能力というわけではないため、テンションスキルを最大限に活かすのであればそれ用のデッキを作る必要もありそうです。

ヒーローのバリエーションに将来性がある

現場ドラゴンクエストライバルズで使えるヒーロー(リーダー)は7人です。
(アリーナ・トルネコ・ミネア・ピサロ・テリー・ゼシカ・ククール)

ですがこの人数で終わるとは到底思えませんし、追加しようと思えばいくらでも追加できる弾はあります。

Screenshot_2017-06-09-15-02-32▲いかにも今後追加しますよと言わんばかりに空きスペースのあるリーダー選択画面

1パック6枚入り

デッキ枚数30枚、同一カードは2枚までとハースストーンと同じながら、1パックに6枚カードが入っています。なんとなくお得感があるかな? 程度ですが、少し嬉しいポイントです。

Screenshot_2017-06-09-14-59-36▲1パック6枚入り。それにしてもハースストーンに似てるよなぁ……

なんといってもやはり『ドラクエ』

ドラクエのキャラクターを使用してカードゲームが遊べる。やはりこれが最大の特徴だと思います。よくわからないキャラクターが戦うゲームより、昔から慣れ親しんだドラクエのキャラクターたちが戦うことに楽しさを見出すユーザーは多いのではないでしょうか。

『あのドラゴンクエストのカードゲームがスマホで出たんだって!』これに勝る謳い文句を見つけるのは中々難しいですよね。

ドラゴンクエストライバルズのイマイチだと感じた点

テンポが悪い&重い

対戦プレイをしてみてまず最初に感じたことが『このゲームテンポ悪いな』でした。
演出は見ていて楽しいものではあるのですが、はっきり言って少し長いです。

カードゲームは繰り返しプレイするものですから、最終的には演出はわりとどうでもよくなるものでしょう。
ドラゴンクエストシリーズなのですから特有の演出を見せたくなる気持ちは分かります。ですが、それでテンポを損ねてしまうのは違うんじゃないかなぁ、と個人的には思いました。

また、ハースストーンやシャドウバースと比べて明らかにゲームが重いです。
これはテンポの悪さに直結する事柄なので開発陣はどうにかして軽量化をはかるべきだと思います。

いくらなんでもハースストーンに酷似しすぎている

シャドウバースがリリースされたとき、「いやいやいくらなんでもこのゲームハースストーンに似すぎでしょ」と思いました。
しかしドラゴンクエストライバルズをプレイしてみると、「あれ以外とシャドウバースってオリジナル要素多いし言うほどパクりじゃないのかも……」と少し心変わりしてしまいました。
それほどまでにドラゴンクエストライバルズはハースストーンに似ているのです。

別に似ていること自体は構わないと思いますが、後発である以上、圧倒的に面白いゲームに仕上がっていなければユーザーはわざわざ移動しないと思います。
(もっとも日本でハースストーンはあまり流行っていませんが……)

個人的な感想ですが、ドラゴンクエストライバルズ自体の仕上がりはβ時点で既に悪くないとは思いますし、ドラゴンクエストシリーズですので日本ではハースストーンより遥かに人気が出るんじゃないかなぁ、と思っています。
ハースストーン陣営からしたらふざけるな! でしょうけどね。

総評

ドラクエ好き、カードゲーム好きなら触ってみる価値があるゲームでしょう。
ハースストーンは日本では勢いがイマイチですし、シャドウバースはバランス面で批判されることの多いゲームです。

ドラゴンクエストライバルズがこの先どうなるかはわかりませんが、やはりドラクエブランドというのは日本において非常に強い。ドラクエというだけで人が集まってしまうレベルです。

クローズβの段階では解放されていませんでしたが、どうやらギルド機能が今後実装される様子ですので、将来性もばっちりのゲームと言えるでしょう。
今後どう既存のデジタルゲームと差別化していくのか。スクエニの腕の見せ所でしょうね。

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