『スーパーマリオラン』は任天堂のブランド力だけが売りのクソゲー。大企業パワーはどこまで通用してしまうのか。感想レビュー

あの任天堂がいよいよスマホゲームに参入! ということで、大きな注目を浴びていた『スーパーマリオラン』。マリオゲーは基本的に良ゲーなのでこれも大丈夫だろう、と思っていたので早速購入・プレイしてみたのですが、ハッキリ言ってクソゲーでした。

唯一擁護できる点としては、1,200円の買い切りゲームだという点です。
この価格設定はスマホゲームとしては非常に良心的であり、一般的なソシャゲーで10連ガチャを回せる価格と比べればとても安価です。「まあ安いしスーパーマリオラン買ってみるか。話題作だしね」と考える人は多いと思います。

しかし、私はストップをかけたい。このゲームに1,200円の価値はありません。
同じゲームに金を出すのであれば、中古で過去の名作を買ったり(それこそ過去のマリオとか)Steamで割引されているゲームを買ったほうが遥かにマシでしょう。

以下、スーパーマリオランをオススメしない理由を記しておきます。

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新鮮味のないゲームシステム

左から右へキャラクターが走り、ゴールを目指す。
スーパーマリオランはいわゆる『ランゲーム』というジャンルです。
このジャンルはスマホゲー業界では定番であり、別段革新的なものではありません。ズバッと言ってしまえばパクりです。

パクりでも内容が濃ければ良いでしょう。それなら不満は一切ありません。
しかしこのスーパーマリオランは、既存のランゲームと比べて別段優れたものとは言えません。

他の無料ランゲームを差し置いてスーパーマリオランはをプレイする理由としては、『マリオが好きだから』これ以外無いと思います。
なので熱烈のマリオファンであれば買うべきでしょう。
そうでないのであれば別のランゲームをプレイすることをオススメします。

1時間で全クリできてしまうボリューム&低難易度

スーパーマリオランは全6ワールド、24ステージで構成されています。
このうち無料部分は1ワールド3ステージ+α。全体の1/6程度を無料で遊ぶことができます。

そして無料部分のボリュームですが、何も考えずにプレイして大体10分未満程度でクリアできてしまうのです。
「まあ無料部分だしこんなもんか。課金すれば長く遊べるだろう」と考える人もいるでしょうが、これは間違いです。

子供やゲームを普段やらない層に楽しんでもらうためでしょうが、このゲームはとにかく難易度が低いです。なので後半のステージもあっさりクリアできてしまいます。

1ワールド10分攻略ペースが最後まで続き、6ワールドであっても60分、つまり1時間で全クリできてしまうのです。

もちろんコインを取ることを意識したりスコアアタックに挑戦すれば繰り返し遊ぶことも可能なのですが……私は別にやらなくてもいいかな、と思ってしまいましたね。

マリオの生みの親である宮本茂氏は「ハンバーガーや林檎を食べながらでもプレイできます」と謳っているのですが、これって逆に言うと、テキトーにボタン押すだけでクリアできちゃう薄いゲーム、というわけですからね。
飯食いながらテキトーに遊ぶだけでクリアできちゃうようなゲームならそもそも買う必要性0なんですよね。冷静に考えてみると。

ところで、強制スクロールというゲームシステムはゲームが苦手な人にとっては鬼門だと思います。「強制スクロールだからやりたくない! 焦らせないでゆっくりプレイさせて!」という人は少なくありません。
万人受けを狙っているのに強制スクロールゲームというのもなんだかおかしな話だなぁ、噛み合わないなぁ、と思ってしまいました。

大した事ないゲームなのに広告打ちすぎ

本日(2016/12/16)はスーパーマリオランの配信日なわけですが、インターネットのいたるところで広告を見かけます。地上波でもニュースで「スーパーマリオランが配信されました!」とポケモンGoの時を彷彿とさせるかのようにニュースキャスターは原稿を読み上げているのです。

これで肝心の中身が良ければまあ良いでしょう。さすが任天堂! となります。
しかし実態はよくあるランゲームです。こうも大企業パワーでゴリ押しされては嫌気がさしてしまうのが人間でしょう。
大量に広告打つ前にもっと面白いゲーム作ったら? と思いますね。

こんなものを買うなら過去作のマリオをプレイして欲しい

マリオシリーズは良作が多いです。
シリーズ原点の『スーパーマリオブラザーズ』は言うまでもなく完成度が高く、2016年の今プレイしても楽しく遊ぶことができる傑作です。

これまでアクション要素のあるマリオシリーズは総じて『やりがい』があったと思います。
初見でクリアできるほど甘くはなく、何度か失敗を繰り返し、経験を活かして再挑戦する。クリアできたときの喜びはひとしおです。そこにはやりこみ要素にも挑戦してみたくなる魅力がありました。そういった設計でゲーマーはもちろんそれ以外の人々にも愛されてきたわけです。

しかし、スーパーマリオランに『やりがい』は一切ありません。
ただただ『お手軽』『簡単』『スマホでできる!』ということだけがウリであり、それ以上の魅力はありません。

「とにかくお手軽簡単にしてスマホで出しときゃ売れるだろw 時代はスマホゲーだよw ジャンルはまぁ……ランゲーム? とかいうの流行ってるみたいだしこれでいこw」と東大卒の任天堂社員が適当に指示出して出来上がったゲームとしか思えません。

こんなクソゲーに1,200円支払うのであればゲーム開発に情熱があった時代のマリオゲーを買い、プレイすることを強くオススメしたいです。

余談ですが、個人的に一番オススメのマリオはスーパーマリオ64です。
小学生の当時、スターをすべて集めてヨッシーに会うところまでやり込みました。
コンプリートまでの道のりは大変でしたが、『このゲームを余すところなく遊び尽くしたい! 極めたい!』と思える魅力が確かに存在していました。

任天堂はこの先ファイアーエムブレムやどうぶつの森のスマホアプリもリリースする予定のようですが、彼らにはスーパーマリオランのようにはなって欲しくないですね。
超絶カジュアル思考停止でクリアできるファイアーエムブレムなんて絶対見たくないので……。

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